Japan 2018年7月30日

Welcome Newcomers! ミュンヘン空港で日本からのニューカマー向けイベントを主催

6月29日、インベスト・イン・ババリアは新規にバイエルン州に拠点を設けた日本企業向けにミュンヘン空港でウェルカムイベントを開催しました。今回のフォーカスはミュンヘン空港の航空貨物ビジネスにおかれました。

何年も前からミュンヘン市経済促進課とミュンヘン空港と共に共催されているこのイベントは、新たにバイエルン州に拠点を設けた日本企業に交流の場を設ける事を目的としている。日本企業の代表者だけでなく、大学関係者や在ドイツ日本国領事館からの参加も見られた。更にインベスト・イン・ババリアの尽力により、既に何年も前からバイエルン州に拠点を設けている企業もこのイベントに参加した。

今年は東京でバイエルン州駐日代表部が開設されてから、30周年目にあたる記念すべき年でもあり、その関係で、当代表部代表のDr. ゲルティンガー氏と顧問の持田氏もイベントに参加した。1988年からバイエルン州駐日代表部は、バイエルン州に進出を検討する企業の日本の窓口として支援を提供してきた。

企業立地要因としての空港


ミュンヘン空港のスタッフであるアルケンブレッヒャー氏は航空交通開発を担当しており、今後ミュンヘン空港がこの分野で予定しているプロジェクトを紹介した。特に日本企業にとって大事な立地要因であるミュンヘン空港の拡張計画は、21人の参加者にとっても興味深いテーマであった。

その中でも第3滑走路建設計画の他、企業・業種を問わずに利用できる研究センター「LabCampus」の建造は、将来的にも重要になってくるであろう。さらに注目すべきなのは、10回連続でヨーロッパで一番良い空港に選ばれたこのミュンヘン空港から1日に2便も東京への直行便が運航されていることだ。

このプレゼンテーションでは他に、日本との経済関係に重点が置かれた。ドイツと日本の間には1100以上のビジネス関係が保たれている。その関係の発展には言うまでもなくミュンヘン空港、つまりバイエルンと日本の良い交通手段が貢献している。航空貨物の分野では、ミュンヘン空港は早い製品整理を可能にする独自のシステムを開発した。アルケンブレッヒャー氏は「ミュンヘン空港の貨物の量はすでに増えているが、まだまだ成長のポテンシャルがある」と述べた。

このイベントのもう一つのハイライト「アプロン・ツアー」では、ミュンヘン空港の興味深い舞台裏を見学することができた。

今年もまた新たなニューカマーの皆様との出会いに感謝し、今後も様々なイベントやセミナーを通して関係を深めていけることを楽しみにしております!

ニューカマーの皆様及びミュンヘン空港、ミュンヘン市の各担当者様と共に