モビリティ拠点バイエルン:世界最大の自動車見本市IAA、20201年からミュンヘンで開催

新しい見本市の開催場所として、ミュンヘンの他にはベルリンやハンブルクというわずかな選択肢があります。その中でバイエルン州の州都が代的なインフラ、イベント会場の選択肢の多さ、そしてインダストリーとアカデミーとの距離の近さという総合的な評価で主催者を納得させました。

世界中のゲストをひきつける:国際自動車見本市IAAM

世界最大の自動車見本市IAAは将来的には一か所で行われるイベントではなくなります。そのコンセプトは徹底的に見直されました。IAAを純粋な自動車展示会から、産業を横断するようなモビリティのプラットフォームとなることを目指しています。

オートショー以外にスマートな交通インフラの提案や運輸事業者同士の革新的なネットワークの構築など、スマートシティに向けた新たなきっかけを作ることを目標としており、その際、ミュンヘンが持続可能で、かつ、人々の期待に沿うようなメトロポリタンとなることが計画に盛り込まれています。


新たなコンセプトが展示会場に求める高度な要求 


新たなコンセプトを鑑みてみれば、IAAの主催者としてドイツ自動車工業連盟(VDA)がバイエルンの州都を将来の展示会場として選んだことは驚くにはあたりません。ミュンヘンが近代的な展示会場を有していると同時に、分散型の様々なイベント会場を提供できることや、それによって地元のインフラを利用したマルチ・ローカル・イベントも可能であるという点が評価されました。更にミュンヘンが-バイエルン州全体にも言えることですが-欧州の中で先駆的な産業技術拠点であることもプラスになっています。高度な技術を要する数多くの大企業、中小企業、スタートアップがバイエルン州にはあります。


「ミュンヘンはベルリンとハノーバーに勝利しました。この三都市は展示会場の選択肢として最後まで競り合い、いずれの都市もIAAとVDAが更に展開できるような野心的で説得力のあるプランを提示しました。私も審査に参加することができて大変光栄に思えるような、非常に僅差のレースでした」とVDA会長のヒルデガルト・ミュラー氏は述べました。

VDAの決定についてコメントするメッセミュンヘン会長兼CEOクラウス・ディートリッヒ氏

バイエルン州はクロス・インダストリー・イノベーションの結節点


IAAはコンセプトの刷新により、伝統的自動車産業の枠を越えた新たなイノベーションに道を開きました。それにより、スマート・モビリティやスマート・シティへの取り組みで、より重要度を増している、例えば人工知能AR/VRIoTITセキュリティのような技術を勝ち取ることができます。キーワードは「クロス・インダストリー・イノベーション」です。この点に関してミュンヘンは最適な条件を備えています。IAAは2020年秋に初めてミュンヘンで開催されます。