Franka Emika GmbH社長Dr.シモン・ハダディンとの5分

科学技術は究極的に世界の進歩のドライバーです。ロボットはSF小説から現実になり、人類を助けることを目的にしています。 Franka Emika GmbHはロボット技術の設計、開発、商用化を事業としています。Franka Emikaのパンダはインダストリー4.0にフル対応した初のロボットシステムとして市販されています。Franka Emika社の創業者である社長は 2017年にロボット工学とAI分野での研究とイノベーションの業績を称えられ、ドイツ大統領の科学技術革新章を授与されました。

御社初のロボットアームをパンダと呼んでいますね。この名前を特に選んだのはなぜですか? 他のロボットとどこが異なりますか?

そうですね、世界で危機のためパンダが絶滅に瀕していることを聞いたので、新たに勤勉で先取的なメンバーを製品ファミリーに導入してパンダを支援することにしたわけです(笑)。実際には、弊社では継続中のプロジェクトにハイイログマやパンダ等クマ科の動物の名前で呼ぶ伝統なのです。このロボットの販売開始時に社内での呼び名をそのまま採用してはどうかということなり、これは弊社がパンダ原産地の中国に80%が集中する電子製品市場にフォーカスしているからです。この白黒の面白い動物は今やウェブのどこでもはやっており、あらゆる人に好まれるので、弊社のパワーツールは誰をも対象にし、誰でも使える物ですからあらゆることがそこに落ち着くような気がしたからです。

御社のロボットには誰が興味を抱いていますか? この技術について誰が問い合わせをしてきて、それはどんな理由によるのですか?

現在、弊社の主要対象ユーザーは電子製品の大メーカーばかりではなく、工業用製品製造を行う欧州の中小企業です。これらの対象ユーザーはかねてからオートメーションのコストが高すぎたので自動化が進んでいません。しかし、このロボットの機能は上記のタスク及び条件をはるかに凌駕しています。従って、弊社の現行ユーザーは世界中の研究者やサービスプロバイダー、ヘルスケアプロバイダーの他にも、工業用製造部門のほぼ全業界に及びます。こうして、パンダは発売初年度中に約2,000台出荷された最も売れ行きがよい工業ロボットシステムになりました。

パンダはアプリで操作するので、とても革新的に思われます! アプリ操作のメリットは何ですか?

パンダはスマホ同様アプリで使用できる初のロボットシステムだからです。使い易く、数分で使い方を習得でき、従前のプログラミングやロボットの技能が要求されず、年齢や経験を問いません。 アプリを併用して標準のノートブックやタブレットにインストールすれば複雑なタスクでも解決できます。そこからフランカワールドを使ってアプリやタスクを共有したり、物理的立地を問わず何台のロボットでも動かせるので、これまでなかった拡張性が実現されています。

Franka Emikaのオンラインマーケティング部長アンナ・シャロバさんにインタビューでこの成功例の中で最も肝要な部分を要約していただきました。

宇宙(Franka Emikaの発起人チームが研究を開始したのはドイツ航空宇宙局(DLR))から高齢者支援まではかなり長い道のりですが、これが御社の今後の目標ですね。この旅路の行先はどこで、今後ロボットを応用して革命的に変化するのはどの分野ですか?

将来的に病院から学校、工場、プラント、宇宙まで全社会的次元で人の生活から切っても切れない要素になっていく姿をこの目で確認したいと考えています。ロボットはパソコンやウェブ、スマートデバイスを組み合わせたのと同じ成功物語となる見込みであり、これはロボットがデジタル世界と実物世界の架け橋だからです。

高齢者向けプロジェクトに関しては、全体目標は高齢者や身体に制約を持つ人に技術的支援を提供して、自宅で快適に生活していただけるようにすることです。この科学分野をジェリアトロニクスと呼びます。ロボットが人のアシスタントになり、調理や掃除、整理整頓、食器洗い、チェスプレーまでも含め基本的課題を補助します。ロボットがオーナーの健康指標を監視し、医療的支援を提供し、オーナーの健康状態が貴県であれば医者を呼びます。

サミ・ハダディン教授は御社発起人の一人ですね。同氏はミュンヘン工科大学でロボット工学とシステムインテリジェンスの教授であり、バイエルン州に世界的ロボット工学のエリートセンターを開発中でいらっしゃいます。この目的のためにスタンフォード大学の教授職指名さえ断りました。ロボット工学では国際的に熱い立地として確立するためにバイエルン州が取り組んだのはなぜですか?

私の見解ではバイエルン州と特にミュンヘンはすでにロボット工学の国際的メッカになったと思います。しかしこれまでに成し遂げたことに留まっていてはいけないのであり、今後開発する対象にフォーカスすることが必要です。この際、バイエルン州が統合研究所としてミュンヘンロボット工学機械インテリジェンス学校をミュンヘン工科大学に出資した取り組みは正しい方向性を示す素晴らしい一歩であり、ロボット工学分野でのイノベーションへの持続可能なアプローチとして見本を示しています。

バイエルン州では起業のためのエコシステムも開花しており、大部分のプロジェクトは高度に野心的であり、特化したチームが目標をじっくり選定していることから、将来は市場を独占する強力な企業に進化すると思われます。バイエルン州はいくつもの制度や無償供与によって起業を支援しています。ここには有望な企業家をホストするインキュベーターやアクセラレータのネットワークも存在します。このようにバイエルン州は優秀な技術指向の精神と州の補助金、教育機関からなる特有の歴史的組み合わせを提供しています。バイエルン州は先端イノベーションに門戸を開き、想像できる限り最も革新的科学分野の一つであるロボット工学分野の立地として最適なのです!

本社はミュンヘンにありますね。バイエルン州の何が従業員にとって魅力的であり、ご自分ではこの州でお気に入りの場所がありますか?

ミュンヘンは世界で最も美しい都市です。私が好きな場所は私が住むシュバービング界隈です。通りを散歩し、おいしい物を食べ、隣人と会話するのが大好きです。ミュンヘンは百万人の村です。

すでに言いましたが、歴史的に高度な技能がある職業人の集まる場所です。弊社はチームとして、バイエルン州の文化を楽しんでおり、皆で夏のビアガーデンへ出かけたり、冬にはアルプスでスキーしたり、伝統的お祭りを楽しみ、美しい山々でハイキングします。バイエルン州が持つすべての魅力がチームの意識を高める活動に役立っていると言ってもよいでしょう!

 

私の見解ではバイエルン州と特にミュンヘンはすでにロボット工学の国際的メッカになったと思います。しかしこれまでに成し遂げたことに留まっていてはいけないのであり、今後開発する対象にフォーカスすることが必要です。この際、バイエルン州が統合研究所としてミュンヘンロボット工学機械インテリジェンス学校をミュンヘン工科大学に出資した取り組みは正しい方向性を示す素晴らしい一歩であり、ロボット工学分野でのイノベーションへの持続可能なアプローチとして見本を示しています。

さらにFranka Emikaのインテリジェントロボットは私たちのスタートアップ特集ビデオにもご参加いただいています。どこに登場するか分かりますか?

Franka Emika GmbH

バイエルン州に進出した年:

2016

バイエルン州に設立された部署:

本社

業界:

ロボット工学

本社:

ミュンヘン

詳細はこちらから:

www.franka.de