デジタルボーナス・バイエルン:助成金事業、2023年まで継続

デジタル化に関して、バイエルン州はドイツ国内において長らくトップの座についています。先ごろ決定されたデジタルボーナス・バイエルンの2023年までの延長は、バイエルン州がトップの座に甘んじることなく、州のデジタル化に投資を継続することを示しています。今後3年間で、年間6000万ユーロがバイエルン州の企業に投入される予定です。

 

デジタルボーナス・バイエルンが2023年までさらに3年間延長されることが先ごろ決定されました。バイエルン州のアイヴァンガー経済大臣は、次のように述べています。


「この予算はすべてバイエルン州企業のデジタル化促進に充てられます。これは大きなリターンのある投資です。これまでに申請された1億9,000万ユーロの助成金を使い、約6億ユーロのデジタル化への投資が行われました。4年間で18,000件の申請があったことが、このデジタル化促進助成金事業がいかに受け入れられているかを示しています。」

デジタルボーナス・バイエルンを通してバイエルン州経済省はデジタル技術への投資を促進しており、企業は自社のビジネスモデルをアナログから転換し、運用プロセスをデジタル化することができます。これに加え、この助成金は企業のITセキュリティの強化も後押ししています。助成金交付承認の大半を占める約85%は、49人以下の従業員を抱える企業に対するものです。また、既に交付された助成金の約3分の2はバイエルン州の地方企業による申請であることがデータからわかっています。


さらに、バイエルン州のデジタルボーナスの継続は、企業のデジタル化支援を州内全ての地域に対して平等に行うことを州が示したものでもあります。アイヴァンガー経済相は、「デジタル化で場所が問題になるようなことがあってはなりません。あらゆる地域と業界のデジタル化を推進します」と述べています。今後は申請がより迅速に処理・承認されるよう、州経済省は各行政地域の担当者を増員する予定です。

 

デジタルボーナス・バイエルン:デジタル化のための青写真

 

デジタルボーナス・バイエルンは、バイエルン州内の企業に向けたデジタル化促進にとどまらず、全体的なデジタル化を促すものです。デジタルボーナス・バイエルン自体の実施プロセスは大半がデジタル化されており、この助成金事業の実施は他の助成金事業の先例としても活用されます。年明けからデジタルボーナス・バイエルンの助成金交付申請書への署名が国税電子申告用の企業アカウントを通じて可能になる予定です。この運用が開始されることにより、バイエルン州のデジタルボーナスは、ドイツ全体において最初の完全にデジタル化された助成金事業の一つとなるでしょう。