デジタル社会のリーダー バイエルン州-UnternehmerTUM社がモビリティ・ハブに

2016年のドイツITサミットの開催はザールラント州であったが、その影響はバイエルン州にも及んでいる。「デジタル・ハブ・イニシアティブ(デジタル化推進計画)」の枠組みにおいて、ドイツの5都市がデジタル・ハブ(デジタル化推進の中心地)に指定された。この中にバイエルン州の州都ミュンヘンも入っている。ミュンヘンでは将来的にウンターネーマー・テーウーエム社(UnternehmerTUM)がモビリティ・ハブへと拡大され、ドイツ国内のあらゆる分野におけるデジタル化を進めることになる。

デジタル起業家のための完璧な条件

これらのデジタル・ハブは、国際的に影響力を及ぼすデジタル・エコシステムとして機能することが求められている。これはTUM社UnternehmerTUM が既に創業以来実践していることでもある。ということはつまり、同社は偶然指定されたわけではない。ミュンヘンとバイエルン州は、常に革新的なソリューションを追い求められる素晴らしい環境を起業家に提供している。加えて、多くの大学とクラスターの強力な研究開発の場が州全体に広がっている。この環境下においては、知識を得られるだけでなく、知識を互いに結びつけることができる。ここで中心的な役割を果たすことになるのがUnternehmerTUM社だ。こうして、例えばAudi、BMW、ダイムラー、IBM、MANあるいはシーメンスなどのモビリティやソフトウェア関連企業との戦略的パートナーシップが構築される。これらの企業はモビリティ・ハブ関連の起業家の、直接的パートナーとして機能している部分もある。新たな実験・テスト基盤での優先度が高いテーマはビッグデータ、e-モビリティ、自動運転技術だ。このハブを強化するために、その他の活動も計画されている。例えばバイエルン州デジタル化推進センターZentrum Digitalisierung.Bayern のようなその他の活動拠点との協力も行われることになる。

ITサミットIT Gipfel ではUnternehmerTUM社の他にも4つの企業がハブとして指定を受けた。更なる選考過程で7社が追加されるが、それには様々な条件が設定されている。例えば、当該部門で世界的なマーケットリーダーであること、あるいは初期にネットワーク化されたスタートアップ企業のコミュニティであること、あるいは優れた研究・教育クラスターであること、などだ。UnternehmerTUM社が最初に選ばれたハブ企業の中に入っていることは、バイエルン州がこれら全ての分野でいかに優れた存在であるかを証明している。

この活動がスタートアップ企業と既存企業とを選定されたハブ拠点と結び付ける。これにより、企業の創業地としてドイツの知名度が国際的にさらに高められることが求められている。それにしても、様々な施策はもとより、Gründerland Bayern 「創業の地バイエルン」というプログラムを掲げてスタートアップのために数々の資金的、精神的な援助を行っているバイエルン州ほど適した場所は他にないだろう。というプログラムを掲げてスタートアップのために数々の資金的、精神的な援助を行っているバイエルン州ほど適した場所は他にないだろう。