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バイエルンの語学講座と外国人受け入れのための統合講座
新しい土地での新しい仕事。仕事をこなせるようになるために大切なことは、その土地の言葉を学ぶことです。言葉の他には、新しい文化が乗り越えなければならない障壁になるかもしれません。バイエルン州政府と企業は、新しい言語と文化の壁、この2つを乗り越えるための様々な機会を提供しています。そこで今回は、新しくドイツにやってきた人たちが現地の仕事で直面する困難をどのように軽減することができるのか、アドバイスしたいと思います。
Servus! (ゼーブス!)や明るく元気なGrüß Gott!(グリュス ゴット!) といった挨拶は皆さんもひょっとしたら聞き覚えがあるかもしれません。「Servus(ゼーブス)って誰?」、「神様(ゴット)と一体どういう関係があるの?」と思われるかもしれません。新しい土地に移る時には、手続き上の様々な困難だけでなく、新しい言語という目に見えないハードルが立ちふさがります。
講座では更に奥深いドイツ語の世界へ
英語が話せれば、バイエルンでコミュニケーションを取ることに困らないかもしれません。ただ、その土地の言葉を知っていれば、それはその人にとって大きな強みになります。
バイエルン州ではどこにいても、広域なネットワークを持つ市民大学(フォルクスホーホシューレ)が提供するA1からC2まで全てのレベルを網羅したドイツ語講座を受講することができます。
またゲーテ・インスティトゥート(ドイツ文化センター)のドイツ語講座は世界中で受講することが可能ですが、もちろんドイツ国内にも学校があります。他にも民間の様々な団体が、他の国から派遣されたり引っ越してきたりした労働者に対してドイツ語講座を提供しています。
個人に合わせた対応 —まるでドイツの工具のようにぴったり
最初に少し触れたように、言葉を話せるようになることが全てではありません。人が人と出会うとき、そこには文化的な違いが大きく影響します。そのため、ゲーテ・インスティトゥートでは異文化理解を深めるための講座も開かれています。ドイツ政府の連邦移民難民局(BAMF)では、外国人受け入れのために開かれている「統合講座」の他に、役所の手続き等の情報をパンフレットにまとめています。
民間団体も(時には雇用主自身が)様々な機会を提供しています。移転サービスと呼ばれるサービス事業者は、引っ越しで直面する様々な問題への手助けをするだけではありません。例えば、ニュルンベルクやミュンヘンにあるFidelio社は、異文化交流講座も行っています。
あるいは、デロイト社では今後ドイツに出張もしくは転勤する可能性がある海外支店の社員を対象にしたセミナーや、国際的なビジネスシーンに対応した講座を設けています。
ドイツ語で最初のスモールトークができるようになり、またドイツ人特有の“コーヒーとケーキのお誘い”が怖くなくなれば、あともう少しです!最後の仕上げとして、「バイエルン会話辞典」をお勧めします。というのもバイエルン人にとってチャーミングなフランス、インド、アメリカ、そして日本アクセントの効いたGrüß Gott! を聞けるほど嬉しい事はありませんから。
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