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ドイツのインダストリー4.0(Industrie 4.0): 日本人の視点で解説

10月20日、インベスト・イン・ババリアは日本人ジャーナリスト熊谷徹氏を講師にお招きし、「インダストリー4.0」に関するビジネス・ワークショップを開催しました。 「第4の産業革命」とも言われる産業界の改革について、その始まりから最新の状況までを、約60名の参加者を前に解説して頂きました。

Toru Kumagai
Toru Kumagai

日本人ジャーナリスト熊谷徹氏 の講演には、インベスト・イン・ババリアの予想を上回るたくさんの方々が来られました! 70名近くの参加者(そのうち多くは日本人)が、日本でも著名な在独20年以上のジャーナリスト熊谷氏の講演を聴きに来られました。

当機関ヒュプシュレ代表の簡単な挨拶に続き、日本国総領事館より柳総領事、そしてミュンヘン市からロイダー氏が挨拶をされ、熊谷氏の講演が始まりました。

講演のタイトルは「インダストリー4.0の現在。 『第4次産業革命』がドイツ産業界にもたらす変革とは?」で、この講演において熊谷氏はインダストリー4.0の始まり、特徴、課題について説明しました。

熊谷氏: 「ドイツが工業立国として現状に甘んじていれば、いずれ米国にその地位を奪われかねない。」


さらにドイツがインダストリー4.0を国策として積極的に推進する理由についても解説されました。 熊谷氏は、ドイツが工業立国としての地位を保ち、経済大国アメリカに対抗し、労働力の減少という課題に立ち向かうには、競争力を高めることが必要であるといいます。

熊谷氏: 「インダストリー4.0は産業のスマート化の出発点にすぎない。」


講演の後半では、産業のスマート化の今後について論じられました。 ここではドイツ連邦経済エネルギー省(Bundesministerium für Wirtschaft und Energie)の推進する 「スマート・サービス・ワールド(Smart Service Welt)」  構想を取り上げ、  あらゆる「スマートな」製品、工場、機械がネットにつながりデジタル・プラットフォームで情報を伝達し合うという新しい産業の形が紹介されました。

寿司とシュヴァイネブラーテン


最後に熊谷氏は日本の状況についても述べ、 質疑応答では参加者の質問に丁寧に回答し、大盛況のうちに講演は終了しました。 その後Jミュンヘン日本人会・美都会が閉会の挨拶をし、参加者には寿司とシュヴァイネブラーテンがふるまわれ、食事をしながら意見交換や新たな出会いに会話を弾ませました。

このイベントの様子はこちらのライブラリーでご覧いただけます。